三栄コーポレーション新サービス『GREEN UNIFORM』記者発表会、商談会開催レポート

2026年2月17日(火)にSHARE GREEN MINAMI AOYAMAにて三栄コーポレーション新サービス記者発表会、商談会を開催しました。

GREEN UNIFORM 記者発表会

写真は左からソルト・グループ取締役 未来文化・ブランド戦略責任者 井上由貴様、
㈱Fast Fitness Japan 執行役員営業本部長(直営・物販担当)松沢一輝様、
㈱三栄コーポレーション代表取締役社長 水越雅己、同 服飾雑貨事業部服飾雑貨第3部チーフマネージャー 山田敦、
㈱OSGコーポレーション 執行役員営業副本部長 増本良枝様

当社が発表した新サービス”完全持続型ユニフォーム”『GREEN UNIFORM』は、使用後の回収率が1%未満※1となっている企業ユニフォームに環境負荷削減を提案するサービスです。
※1 一般社団法人日本ユニフォーム協議会「企業ユニフォームリサイクルにおける可能性」より

完全持続型ユニフォーム GREEN UNIFORM

当日はメディア関係者に向けた発表会と、取引先に向けた商談会の2部構成での開催となり、前半の発表会では新サービスのパートナー企業、すでに新サービスの導入をご決定していただいている企業様にもご登壇いただき、多くのメディアの方々にもご来場いただきました。

環境への取組みには収益性、将来性をもって長く続けていくことが重要

代表取締役社長 水越雅己

冒頭では当社代表取締役社長 水越雅己よりパートナー企業様、導入企業様、その他関係者様への謝辞と共に経営レイヤーからGREEN UNIFORMのサービスをご紹介しました。
当社は1990年代より「健康と環境」という言葉を掲げており、企業として環境への取り組みを長く継続していくには収益性、将来性をもつこと、企業の取組としてもサステナブルであることが重要なポイントであるとお伝えしました。

「ユニフォームロス・ゼロ」の実現を目指して

飾雑貨事業部服飾雑貨第3部チーフマネージャー 山田敦

次に当社飾雑貨事業部服飾雑貨第3部チーフマネージャー 山田敦より、GREEN UNIFORMの詳細なサービスのご紹介とGREEN UNIFORMを立ち上げた経緯についてご説明いたしました。
ファッション産業の社会背景やユニフォーム業界の課題をご説明した上で、当社が2019年より運営する『OUR EARTH PROJECT』を通じて様々なサステナブル課題に向き合う中でGREEN UNIFORMのサービスを立案、この度始動させた経緯を発表しました。

ユニフォーム業界の状況と課題
GREEN UNIFORM の特長まとめ

GREEN UNIFORMの特徴

環境負荷削減を実現する「GREEN UNIFORM」の”完全持続型スキーム”

GREEN UNIFORMの特徴

1.【材料】環境配慮の素材

生地素材には、株式会社JEPLANとのパートナーシップにより、工場から発生する繊維くずや「BRING™」の活動によって回収した服やユニフォームなどの繊維由来原料を100%使用し、独自のケミカルリサイクル技術によって製造された再生ポリエステル「BRING Material™」を使用。さらに、当社が国内で独占販売を行っており、生地原料に直接着色を行うことで水使用を削減した無水染色(原着)技術「e.dye®」の生地を掛け合わせて使用することで、原材料の段階から環境負荷削減を実現させています。

2.【デザイン設計】リサイクル前提の設計

従来、使用済みユニフォームのリサイクルが少ない要因として、生地が綿やナイロンなどの複合素材で構成されている、あるいは、メタルファスナーなどの副資材が取り付けられていることで、それらを回収後に素材ごとで選別しなければならないという理由がありました。そこで、「GREEN UNIFORM」では、最初の設計段階からリサイクルを見越して全てのパーツを単一素材で構成する「モノマテリアル設計」を採用。生地やファスナーを問わず全てのパーツの使用素材を統一することで、リサイクル時の最もハードルの高かった素材別選別をクリアしました。

3.【製造】安全性と快適性の追求

企業ユニフォーム専門のデザイン集団を起用し、現場で働く人の動作に合わせた製品設計をすることで、着用者が安全かつ快適に働けるユニフォームを提供します。

4.【着用】ロングライフなタフ素材

原材料に使用している無水染色(原着)技術「e.dye®」の生地は、繰り返しの洗濯や日光による色落ちに強い“堅牢性”も特長です。これにより、廃棄物やランニングコストが抑えられ、着用段階でも環境負荷の削減につながっています。

5.【リサイクル】ユニフォームからユニフォームへ

使用済みの「GREEN UNIFORM」には、JEPLAN社のサービス「BRING Uniform」によって地球の資源にリサイクルし、再び市場に循環させる仕組みを取り入れており、企業ユニフォームの課題であった低回収率を改善させるべく、導入企業を増やしていくことを目指します。

その後の発表会ではパートナー企業様、導入企業様にもご登壇いただきGREEN UNIFORMの魅力や期待すること、導入時期などを語っていただきました。

パートナー企業様コメント

GENERATION TIME㈱ 代表取締役 エシカルディレクター 坂口真生様

GENERATION TIME㈱
代表取締役 エシカルディレクター
坂口真生様

Q

GREEN UNIFORMの魅力とは?

GREEN UNIFORMには2つの価値があると思います。
1つ目は構造的価値の向上。
理想論だけではなく、具体的な仕組みを実現されていて、モノマテリアルな設計をしてe.dyeの原着生地を活用した商品を生産された後、JEPLAN様の世界的に見ても先鋭的な回収からケミカルリサイクルをする仕組みによって原料に戻り、その原料で再度製品化されていく。このループを提案し、実行されているというのはこれまでありそうでなかったことだと思います。
2つ目は企業ブランディングの価値向上。
この仕組みを採用することで企業は経営戦略として使っていくことができます。従業員の方々が着用し企業の顔となるユニフォームにこのような新しい仕組みのものを採用すること自体が企業価値の向上につながると考えております。

㈱JEPLAN 会長 岩元美智彦様

㈱JEPLAN
会長 岩元美智彦様

Q

なぜGREEN UNIFORMのプロジェクトに
参画しようと決めたか?

JEPLANという会社はケミカルリサイクルという独自技術によって洋服などを原料に戻す技術と、法律を遵守した回収スキームの2つを持っております。
私自身が環境ビジネスに携わって約30年になりますが、30年経ってやっと理想形に近いスキームと繊維の品質が出てきて、私も仲間に入れていただき非常に嬉しく思っております。
今回の仕組みは世界に誇れるものだと思いますので国内だけではなく、海外にも広げていってもらえたらと思いますし、今回は企業ユニフォームからのスタートではありますが、是非一般ファッションの領域にも広げてほしいと思います。

e.dye Ltd. 総経理 楊 昭福様

e.dye Ltd.
総経理 楊 昭福様

海外企業の為MCがメッセージを代読
当社は無水染色(原着)技術素材e.dye🄬の糸・生地を生産するメーカーです。
当社はInfirnity Recyclingというテーマを掲げ製造現場における資源循環を目指しております。具体的には糸や生地、縫製製品の製造現場で発生する原料ロスや裁断後の端材などをケミカルリサイクルし再度原料に戻すことで原料の廃棄を無くす試みとなります。
これは消費者の手に渡る前の「プレ・コンシューマーリサイクル」となりますが、今回三栄コーポレーション様が立上げたGREEN UNIFORMのコンセプトはJEPLAN様の技術によりユーザーが使用された後の製品が再資源化される「ポスト・コンシューマーリサイクル」となることから、「プレ・コンシューマー」と「ポスト・コンシューマー」の両軸で資源が循環される取り組みとなることから、持続可能な社会の実現に向けた大きな一歩になると期待しています。

導入企業様コメント

ソルト・グループ 取締役 未来文化・ブランド戦略責任者 井上由貴様

ソルト・グループ
取締役 未来文化・ブランド戦略責任者
井上由貴様

Q

GREEN UNIFORMの導入を決めた理由は?

当社は60店舗ほどレストランを運営しておりますが、飲食の現場は過酷で、ユニフォームの軽さや動きやすさが重要になります。また、日常的に油汚れや厨房機器の清掃による漂白剤での色落ちが起こりやすく、ユニフォームの交換頻度が非常に高い現状がありました。
GREEN UNIFORMは色落ちに関する耐久性に優れるので期待しています。

株式会社Fast Fitness Japan 执行役員営業本部長(直営・物販担当) 松沢一輝様

株式会社Fast Fitness Japan
執行役員営業本部長(直営・物販担当)
松沢一輝様

Q

GREEN UNIFORMを導入するタイミングや
どんなユニフォームになるか?

当社が運営するエニタイムフィットネスは全国に1,200店舗あり、従業員はアルバイトスタッフを含め6,000人以上になりますが、その中でサービスの認定制度によって選らばれたベストスタッフがいます。
今回はベストスタッフ達と共に1からユニフォームを作り上げ、5月に全国のオーナーが集まるカンファレンスにてデザイン案をお披露目し、今秋頃から導入したいと考えております。

株式会社OSGコーポレーション 執行役員営業副本部長 増本良枝様

株式会社OSGコーポレーション
執行役員営業副本部長
増本良枝様

Q

今後どのようにGREEN UNIFORMを自社に
取り入れていきたいと考えているか?

当社は新プロジェクトとして、訪問型の衣類回収、循環サービスである「ステハジRe-Action」を三栄コーポレーション様、JEPLAN様と三社共創という形でスタートしました。
まずは当社のメンテナンススタッフのユニフォームとしてGREEN UNIFORMを導入しますが、今後はスタッフにとどまらず、様々な団体や教育機関、プロスポーツの業界も含め、この循環できる仕組みを広げていきたいと思います。

会場の様子

GREEN UNIFORMの説明パネル
使用済み衣類から生地に生まれ変わる工程図

会場にはGREEN UNIFORMの説明パネルと使用済み衣類から生地に生まれ変わる工程図を展示

製品サンプル
水・化学薬品・CO2排出削減量が可視化できるQRコード

展示した製品サンプルには水・化学薬品・CO2排出削減量が可視化できるQRコードを設置

QRコードを読み込むと表示される可視化ページ

QRコードを読み込むと表示される可視化ページ。

多くの方にご興味をお持ちいただきました

多くの方にご興味をお持ちいただきました。

商談会の様子1
商談会の様子2
商談会の様子3
商談会の様子4

その後の商談会にも多くの方にご来場いただき大盛況となりました

最後に

この度当社が発表しました”完全持続型ユニフォーム”『GREEN UNIFORM』は、企業ユニフォームの1%未満である回収率の改善を目指し、モノマテリアルな商品設計やJEPLAN様による回収と再資源化をおこなうだけでなく、e.dyeの原着素材によって色落ちすることなく長くお使いいただける耐久性を兼ね備え、環境負荷削減量の可視化もおこないます。

サステナブルな取り組みは1社だけで完結することは難しく、パートナー様との連携により持続可能な社会の実現に向けて今後もより一層のサービス向上に努めて参ります。
GREEN UNIFORMの想いにご賛同いただける企業様からのお問合せをお待ちしております。

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